2018年1月10日水曜日

[Google Cloud Platform] AtomでGCPに接続して同期保存して便利に使う [Remote-FTP]

【環境】
Google Cloud Platform(GCP)[VMインスタンス]で実行
OS : Linux(Debian 9.2)
接続元OS : macOS Sierra (10.12.6)& Windows 7
Atom(1.22.1)
Remote-FTP(2.1.4)


[GitHub Terms]が開発している有名エディタ[Atom]から[Google Cloud Platform(GCP)]にFTP接続して便利に使いたいと思います。
[Atom]で保存すると同時に同期保存が可能となります。

今回は[Remote-FTP]というパッケージを使います。


[Remote-FTP]をインストール

まずは[Atom]にパッケージ[Remote-FTP]をインストールします。
[Atom]メニュー
 [File] - [Settings(Ctrl+Comma)] - [Install]  を選択
 [Remote-FTP]で検索
 [Install]ボタンをクリックしてインストール

設定ファイルを作成

プロジェクトを作成していない場合は、まずプロジェクトを作ります。
 [File] - [Add Projectfolder...]

そのプロジェクトに接続のための設定ファイルを作成します。
[Atomメニュー]
 [Packages] - [Remote FTP] - [Create SFTP config file]

この設定ファイルに必要な情報を入力していきます。
[Google Cloud Platform(GCP)]の接続で最低限必要な設定は以下。
 host : ホスト(またはIP)を設定
 user : ユーザ名
 pass : パスワード
 privatekey : プライベートキー(次のフェーズで作成した秘密鍵ファイルを指定)

[公開鍵/秘密鍵]を作成

SSH接続のための[公開鍵/秘密鍵]を作成します。
以下を参考に環境に合わせて作成しします。
 [Mac] 秘密鍵/公開鍵を作成する
 [Windows] PuTTYgenで秘密鍵/公開鍵を作成する
作成時の注意点としては「コメントにユーザ名」を指定する必要があります。
  - 新しい SSH 認証鍵ペアの作成

作成した[秘密鍵]ファイルを任意の場所に置き、前の設定ファイルにパスを設定します。

[公開鍵]を[Google Cloud Platform(GCP)]側に設定

最後に[公開鍵]を[Google Cloud Platform(GCP)]側に設定します。
[Google Cloud Platform(GCP)]コンソール
 [Compute Engine] - [メタデータ]にアクセス
 [SSH認証鍵]タブ -[編集]ボタンをクリック
 一番下の[+項目を追加]をクリック

[公開鍵]をを入力するテキストボックスが開くので、そこに[公開鍵]の文字列をコピペします。
フォーマットが以下になっていることを確認してください。(改行なしの1行)
ssh-rsa [KEY_VALUE(とても長い)] [USERNAME]

これで設定は完了しました。

[Atom]で接続

[Atom]で接続してみます。
 [Packages] - [Remote FTP] - [Connect]
[Connected]となれば接続成功です。

画面左にプロジェクトが表示されていると思うので、エクスプローラー風の操作でサーバのファイルが開けます。
(実際はFTPでファイルをローカルダウンロードしてきてから開かれている感じです)

[Ctrl+S]などで保存をすれば自動的にサーバにアップロードされます。
(実際はファイルをローカルに保存してからFTPでアップロードされている感じです)


【参考】



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