Step0. Anaconda とは
Continuum Analytics 社が提供している Python ディストリビューションです。ダウンロードしてインストールすると、[Python] と [データサイエンスを扱うのに頻繁に利用されるライブラリ] を丸っとまとめてコンピュータに導入することができます。
[ライブラリ] とは [numpy],[scikit-learn],[matplotlib],[curl],[pip] などですね。もちろん [jupyter] も入ってます。
詳細は公式ドキュメントの一覧を参照してください。
本記事を読むことでできること
[Windows / Mac / Linux] で利用ができますが、本記事を読むことで [Mac / Linux] でのインストールと [Jupyter Notebook] を利用することができるようにします。Step1-1. Mac へのインストール
インストーラのダウンロード[Mac] のダウンロードページは こちら です。
新規インストールであれば、迷わず [Python 3.7] で問題ないと思います。
インストーラ実行
ダウンロードしたインストーラパッケージを実行して、指示にしたがってインストールしていきましょう。(基本的には全て変更なしで進んじゃって問題ないです)
パスを通す
インストールが完了したら、パスを通します。
[Anaconda] は通常指示どうりにインストールしたら `~/anaconda3/bin` にインストールされます。このパスを通します。
`~/.bash_profile` か `~/.bashrc` というファイルを編集することで、パスが通ります。(zshの場合は `~/.zshrc` ですね)
パスを通す場合の詳細は別記事があるので、こちら を参照ください。
ファイルに以下を追記しましょう。
export PATH=/anaconda3/bin:$PATH
インストールの確認
これでPython3系が実行ができるようになりました。(ターミナルの再起動が必要かもしれない)
バージョンを表示して、試してみましょう。
$ python3 -V Python 3.7.0
Step1-2. Linux へのインストール
インストーラのダウンロードまずはファイルをダウンロードします。
[Linux] のダウンロードページへ移動します。
新規インストールであれば、迷わず [Python 3.7] で問題ないと思いますので、[Python 3.7 version]の[Download]ボタンの上で、右クリックをし[リンクアドレスをコピー]します。
コンソール上でインストールファイルをダウンロードするために以下を実行しましょう。
// 事前に管理者権限で入っておきます $ sudo su - // wget [コピーしたリンクアドレス] # wget https://repo.anaconda.com/archive/Anaconda3-5.3.1-Linux-x86_64.sh
インストーラの実行
// ダウンロードされたファイルを実行 # bash Anaconda3-5.3.1-Linux-x86_64.sh
基本は全て [yes] で進んで問題ありません。VSCodeのインストールを進められますがお好みで。
インストールの確認
Pythonのバージョンを確認して表示されればインストール完了です(再起動が必要かもしれない)
$ python3 -V Python 3.7.0
Step2. Jupyter Notebook を使ってみる
[Anaconda] で [Python3.6] をインストールできたので、[Jupyter Notebook] を使って見ましょう!使い方はとっても簡単です。
コマンド一発で動作して、あとはブラウザでアクセスするだけです。
// 実行するフォルダがルートフォルダになるので、そこまで移動します $ cd ~/jupyter // [Jupyter Notebook]の実行コマンド $ jupyter notebook
あとは `http://localhost:8888/` へアクセスしましょう。
[Jupyter Notebook] をブラウザで開くことができるようになります。
こんな感じのページが開きます。(下の例ではファイルが入ってますが、はじめは何もないはず)
右上の [New] - [Python 3] と開き、新しい編集ページを開きます。
[Jupyter Notebook] はリアルタイムでデータを編集したり、グラフを表示したりすることができます。
使い方は他の記事に委ねようと思いますが、これでめっちゃ快適なPythonライフが送れますね :)
Step3. Jupyter Notebook を GitHub の Gist へアップする
作成した [Jupyter Notebook] は、そのままの状態でGistへのアップができます。こちらがアップしたサンプルです。
[Jupyter Notebook] 上で、[File]-[Download as]-[Notebook(.ipynb)] と進んで、ファイルとして保存します。
次に [Gist] の [New Gist] から編集状態にしてファイルをドラッグすることで、公開ができるようになります。
こちらの記事で詳しく説明していますので、ご覧いただければと思います。
参考文献
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